
【2026年2月12日】元所長が教える「内覧会」の極意|完成した家で見るべきは、壁紙ではなく「隙間」と「動き」

【2月12日】元所長が教える「内覧会」の極意|完成した家で見るべきは、壁紙ではなく「隙間」と「動き」
1. はじめに:内覧会は「お披露目会」ではありません
フォローアップ株式会社の矢塚です。 火曜日・水曜日と定休日をいただき、今日からまた元気に現場を走り回っております!
さて、物件選び、ローン審査、契約……と進んできたマイホーム購入も、いよいよ大詰め。それが「内覧会(完成立ち会い)」です。 「ようやく完成した我が家を見られる!」とワクワクする瞬間ですが、実はここがプロとして最も神経を研ぎ澄ませる場面でもあります。
2. 矢塚が内覧会に「必ず」同行する理由
一般的な不動産会社では、内覧会を「傷がないかのチェック」程度で済ませてしまうことが多いです。しかし、私は元一建設の営業所長であり、現役の設計実務者です。
私が同行する目的は、単なる傷の指摘ではありません。「その建物が、図面通りに正しく、安全に作られているか」をプロの目で最終確認するためです。
3. プロの視点:ここを見れば「施工の質」がわかる
私が内覧会で重点的にチェックするポイントを少しだけお教えします。
建具(ドアやサッシ)の「建付け」: 何度も開け閉めし、スムーズに動くか、隙間が均一かを確認します。これは基礎や構造の「わずかな歪み」を見抜く手がかりにもなります。
床下の点検口: 潜って見るわけではありませんが、点検口を開けて、基礎の内側に水気が溜まっていないか、断熱材がしっかりはまっているかを確認します。
屋根裏のチェック: ユニットバスの点検口などから、断熱材の敷き込み状況や、換気ダクトが正しく接続されているかを確認します。
4. 「指摘」はメーカーへの「信頼」があるからこそ
内覧会で不具合を見つけると「この家、大丈夫かな?」と不安になるかもしれません。しかし、一建設や東栄住宅などの大手メーカーの良さは、「指摘した箇所を、引き渡しまでに完璧に直してくれる体制がある」ことです。
私はメーカー側の「直すルール」も熟知しています。 「ここは直すべき点」「ここは構造上許容範囲の点」を客観的に判断し、メーカーの担当者とプロ同士の対等な立場で話をします。これが、お客様一人で立ち会うのとは決定的に違う安心感に繋がります。
5. 最後に:100%納得して鍵を受け取ってほしい
内覧会が終わり、すべての手直しが完了して、ようやく「鍵の引き渡し」となります。 「矢塚さんが一緒に見てくれたから、安心して住み始められます」 お客様からいただくその言葉が、私にとって最大の報酬です。
年間235棟の申請実務に関わり、建物の「裏側」を知り尽くしている私と一緒に、あなたの大切な我が家の最終確認をしましょう!
明日は、「家を買った後に届く『不動産取得税』の通知に驚かないために」という、意外と忘れがちな税金の話をします。
フォローアップ株式会社 代表取締役 矢塚 貴史 (元一建設株式会社・ファースト住建株式会社 営業所長)
